『接続―ザ・コンタクト』『カル』で韓国映画界に新風を吹き込んだチャン・ユニョン監督が、16世紀の朝鮮王朝を舞台に、500年を経てなおも語り継がれる実在の名妓、ファン・ジニの生涯を描く壮大な歴史ドラマに挑む!
貴族の娘として育てられたチニ(ファン・ジニ)は、15歳になった時、実は下女の娘であったという出生の秘密を知る。自ら貴族の衣を脱ぎ去り、妓生(キーセン)となった実母と同じ道を選ぶことを決意したチニは、幼いころから常にそばにいた、友人であり、奴婢であるノミを最初の男として身体を捧げた。数年後、その知性と気品の前に貴族たちですら一目置く稀代の名妓、明月(ミョンウォル)となったチニは、その誇りを失わない姿が広く貴族から平民にまで敬愛されるようになっていた・・・。
実在したファン・ジニの生涯はTVドラマ化もされ、本国のみならず日本でも人気を呼んでいる。ファン・ジニ役には監督が初めて出会ったときに「まさにファン・ジニだ。」と感じたという
ソン・ヘギョを抜擢。可憐と妖艶が同居する魅惑的なヒロイン像を作り上げた。
ファン・ジニへの思いを胸に秘めた男、ノミに『美しき野獣』の実力派俳優ユ・ジテ。
華やかな王朝文化の空気を、あえて朱(あか)を抑え現代の洗練された色使いで伝える美術や、シースルーを採用した挑発的なチョゴリなど細部にまでオリジナリティを発揮し、韓国映画界の総力を結集した歴史ロマン大作が完成した。